お客様の声を集める簡単な方法

2021年9月15日

クライアントさんに
お客様の声を提出していただくよう
お願いすることがあるのですが、
かなり困惑した表情をされます。笑

 
おそらく、ネットでよく見る
商品のお客様の声を
思い浮かべてらっしゃるのだと思います。

 
もちろん、それも間違ってはいませんし、
ウェブサイトに掲載できれば
とてもいいのですが、

 
お客様の声は、いたる場所で利用できます。

 
店舗紹介、ウェブサイトのデザイン、
作品紹介記事の中、など

 
「お客様の声」らしくない形で
見せる方法はいくらでもあります。

 
先週、お客様の声は万能だ、
というお話をしましたが、

 
お客様の声はアイディアの宝庫でもあります。

 
買おうと思ったきっかけがわかれば、
集客、サービス改善に繋がります。

 
満足した声ではなく、
不満の声から学ぶことも多いです。

 
作品を購入、または来店する上で、
お客様は何を躊躇していて、
どんな悩みを抱えているのか、

 
お客様の関心ごとが
どこにあるのかがわかれば、
色々なアイディアを出すことができます。

 
理由を上げるとキリがありません。
それほど、お客様の声は貴重で、
パワフルなものです。

 
さて、4週にわたって
「お客様の声」についてお伝えしてきたので、
少し重要性を感じていただけたのではないかしら?
と思ってますが・・・笑

 
では、どうやってお客様の声を集めるのか?
知りたいですよね。

 
結論から言うと、一番いいのは、
お客様に時間をとっていただいて

 
事前に用意した質問に答えていただく形で
しっかりインタビューすることです。

 
お客様というのは、
意図せず、本音をなかなか話しません。

 
話したくないのではなく、
ただ単に、本音というのは簡単に
出てこないものです。

 
ですから、質問をしながら、
どんどん深掘りをしていく必要があります。

 
とはいえ、
なかなかそれも抵抗があると思います。

 
ですので、
簡単な方法を1つ。

 
なんだそんなことか、
と思われると思いますが・・・

 
雑談の中で
インタビューしてしまう方法です。

 
それならいつもやってるよ、
と思われたと思いますが、
ただの雑談ではダメですよ!笑

 
店舗をお持ちの美術商さんなら、
お客様とよく雑談をされていると思います。

 
お客様にご自身のことを
話していただくには、
心を開いていただく必要があります。

 
ですので、
雑談から入っていただくのが
一番いいでしょう。

 
その中にお客様の心理を
垣間見ることができます。

 
来週は具体的に雑談で
どのように何を聞き出し、

 
どうやって「お客様の声」として
利用すればいいのか、お伝えします。