お客様はあなたを忘れている!

2021年7月14日

先日、秦野(神奈川県)にある
出雲大社相模分詞に行ってきました。

 
毎年6月末の夏越の大祓と
年末の大祓に参列するためです。

 
6月になると、多くの神社で
茅の輪くぐりができるようになっていますよね。

 
他の神社で参列したことがありますが、
秦野に行く理由があります。

 
出雲大社相模分詞は、
「関東の出雲さん」として、
地元に親しまれている神社です。

 
ホームページからメールアドレスを登録すると、
毎朝8時に今日の占いが届きます。笑

 
月初めには、今月の占いが届きます。

 
そして合間合間に、
行事、イベントのお知らせや、
七五三、神前結婚式の下見会など、
ちゃんと営業もしています。

 

 
普段は「占い」という、
好きな人には嬉しい情報を
毎日提供してくれるのですから、
この神社のことを忘れることはまずありません。

 
むしろ、来ないと「あら、どうしたのかしら?」
と心配になってしまうくらい。

 
たまに行事の案内が来ても、
嫌な気持ちになりません。

 

 
それで大祓に参列することにしたのですが、
参列者全員で、和歌を読み上げながら、
茅の輪くぐりをして、
祝詞を合唱して、宮司さんの味のある小話があって、
お土産もたくさんいただいて・・・
となかなか面白かったのです。

 

 
神社・仏閣ブームもあってか、
この占いメールの手法が上手くいっているのか、
年々大祓の参列者が増えています。

 
そして、
みなさん必ずお札やらお守りやら
買いますよね? 

 
さらに、一度参列すると、
次の大祓前には、
郵送でお祓いの申し込み用紙などが届きます。 

 
こうやって、
どんどん「関東の出雲さん」の存在が
私の中で大きくなっていきます。笑

 

結局毎年、夏と年末の大祓も、初詣も、春分も、
ここに行っています。

 

神社のマーケティング、なんて言ったら
怒られるかもしれませんが、
お客様は毎日、様々な情報を浴びて、
比較検討をしています。
その間に、あなたの存在をどんどん忘れていきます。

 
あなたの存在を忘れないようにするには、
どうしたらいいか、
あなたの存在をお客様の中で大きく育てるには、
どうしたらいいか、

 
ぜひ一度策を練ってみてください。

 

ちなみに、「関東の出雲さん」の記念館の2階には、
中川一政の書が飾ってありました。